緊急事態宣言が明けて、約2年ぶりに京都に行ってまいりました。

久しぶりの京都は相変わらず美しい街。

まだまだ、以前の人通りは戻っていませんでしたが、特に目的なくぶらぶら歩きするには、ちょうど良く。とは言え、経済を思うと、早く以前の活気を取り戻してほしいとも思います。

今回は、京都に住む友人と再会することと、ここ10年来、体を整えていただいているカイロプラクティックで診療してもらう事以外は、何も予定を決めずに一泊してきました。

昼過ぎに大阪を出発。
15時前に、京都入り。
先にホテルにチェックインして荷物を預け身軽になって、友達の住む熊野神社方面へ。
ひとしきり、再会を喜び合った後、夜の四条に繰り出しました。

北京料理『華友菜館』

北京料理『華友菜館』へ。
あっさりしていて大人好みの美味しさです。
庶民的なプライスで、何を食べても美味しいですが、個人的には《北京あんかけ煎麺》がおススメです。
京都市中京区室町通蛸薬師上ル室蛸ビルB1F
☎075-231-1036
定休日 月曜日
http://www.kayusaikan.com/

京都芸術センター

京都芸術センターの前を通りかかりました。
明治時代に建てられた明倫小学校の跡地を利用した、ギャラリー、図書館、カフェ、小規模のコンサートも開催されたりする文化センターです。

カフェや図書館も20時まで営業、制作室や事務所は22時まで開いていて、夜でも活気があります。ここは、文化財建築の再活用に成功している数少ない施設ではないでしょうか。

京都芸術センター
京都市中京区室町通り蛸薬師下る山伏山町546-2
☎075-213-1000

『増田友也の建築世界展』at 京都大学総合博物館

戦後を代表するモダニズム建築家、増田友也の回顧展が明日から京都大学で始まると。友人もディレクションに関わっているとのことなので、行かないわけにはいかないと翌朝は関西最高峰の大学へ。

↑ 京都大学博物館の向かい側に建っている体育館も、増田友也の設計。
あみだくじのような外壁が、目を引きます。

京都大学が保管する膨大な量の資料。当時の肉筆のスケッチ、プレゼンシート、ブループリントの図面、外国から送られたハガキ、綺麗な文字で書かれたメモの数々。圧倒されました。
増田友也が活躍した1960年から1970年代。
個人的には高度経済成長期からバブルの頃の日本は大嫌いではあるのですが、ばんばん公共事業に予算がかけられたこの時代、建築家にとってはなんと幸せな時であっただろうと思います。

増田建築も、解体が決まっている物件も多々あり、まだあるうちに見て回らなければ。

建築が好きな方、必見です。
開催時期は、2021年12月12日まで。

京都大学総合博物館
京都市左京区吉田本町
☎075-753-3272

上部頸椎カイロプラクティック

たっぷり展示を堪能した後、久しぶりのカイロプラクティックで疲れた身体を治療してもらいました。
アメリカ発祥のカイロプラクティックは、首から背骨の上部頸椎を整えることで、体のゆがみを調整する治療法です。
最近では、長時間スマホやPC画面の見過ぎによる首のストレートネックも矯正してくれます。
誓って申し上げますが、全く痛くなく、ちょいちょいっと首を触ってもらって、あとは固定のために横向きで仮眠タイムがあるだけです。
最近、肩こりや腰痛がひどい、身体がなんだか調子悪いなどの自覚症状がある方は、ぜひお試しください。

七里カイロプラクティックオフィス
京都市中京区蛸薬師通堀川西入金屋町773-2
☎075-803-6150 ※完全予約制

下調べし、しっかり計画した旅行は、路線と時間配分を工夫して目的地を次々に回る達成感があって、それはそれで良い旅だと思うのですが、何度か訪れて多少なりとも土地勘がある場所を旅行する場合は、行き当たりばったりの旅も楽しいものです。

リニューアルされている新風館など、行きたいところはいろいろあったのですが、一泊では時間が足りませんでした。
このまま、コロナ感染の爆発が抑えられて、ひと月に一回は、京都に行く日々が送れることを祈りながら、今日はここまでとさせていただきます。