お風呂が狭すぎて、ユニットバスをあきらめている方へ
あきらめるのはまだ早い!

まずは、お風呂の基礎知識から。 お風呂には、大きく分けて2種類の工法があります。

①ユニットバス(システムバス) 工場で予め箱状に成型されてい浴室のこと。防水性の高い素材を用いて天井・床・壁を成型、内部には浴槽を設けておき、現場に搬入した後に組み立てる。 防水性、断熱性に優れ、リフォームで取替る際も、施工がしやすいのが特徴です。

②在来浴室  現場に合わせて、臨機応変に広さや素材を変えて作るオーダーメイドのお風呂。 その家ごとに作られた、広さや素材が違う浴室のことを指します。

最近は、断熱性が高く、お手入れもしやすいため、在来浴室からユニットバスに取替たいというご要望が増えています。

今回ご紹介するお客様も、冬は寒く、お掃除も大変なお風呂をユニットにしたいというご依頼でした。 壁と床は全面タイル貼。ステンレスの浴槽。 昭和の在来浴室によくあるスタイルです。タイルの目地にカビ汚れが溜まりやすいし、冬は見るからに寒そうですね(´・ω・)

しかし、このお風呂には、もっと重大な問題がありました!

お客様のお家は鉄骨造で、お風呂の中に鉄骨の柱があり、これは絶対に動かせません。

ユニットバスは、箱状で組立てますので、柱より内側の寸法に納まるサイズしか取付出来ません。

そのため、広さを優先するなら、現場に合わせて施工できる在来浴室の方が適しているのですが、お客様にお伝えすると、狭くなっても良いからユニットバスを提案してほしいとのことでした。

そこで、いろいろ調べたたところ、TOTO、LIXILなど大手設備メーカーの中でも、柱を避けた内寸で入るユニットバスを出しているのは、タカラスタンダードだけでした(※2021年4月時点。当社調べ)

↑ ↑ 解体途中の様子

タカラスタンダードのぴったりサイズシステム『伸びの美浴室(のびのびよくしつ)』

この商品の特徴は、ユニットバスでありながら、現場の寸法にある程度合わせることが可能なため、寸法的にかなり狭いお風呂にも対応できるシリーズとなります。

タカラスタンダードのユニットバスには、サイズ以外にも、他社にない特徴があります。

最大の魅力が、ホーローのパネル壁です。 ホーロー鍋と同じで、頑丈で傷や汚れに強く、お湯をかけて軽く拭くだけでほとんどの汚れを落とせます。 さらに、マグネットが壁にくっつくのもユニークなポイントです。

シャンプーなどを置く棚は、マグネット式なので、簡単に取り外したり、位置を変えることが出来ます。

浴室と合わせて、タカラスタンダードの洗面化粧台に取り替えました。

在来浴室をユニットバスに替えることで、かえって狭くなりましたが、スッキリした無駄のないデザインのため目立ちません。

むしろ、快適さと利便性は上がり、お風呂の時間が楽しみになったと喜んでいただけました。

狭かったり、今回のように邪魔な柱があるなど、難題があっても、リフォームの解決策が見つかる場合もありますので、

NEVER GIVE UP! NEVER SURRENDER!!