推定250歳以上?!丹波篠山の古民家
暑中お見舞い申し上げます。
夏休みはいかがお過ごしでしょうか。毎日暑いので、どうかご自愛ください。
3年ぶりに、祖父母の墓参りで丹波篠山市に行ってきました。
そこで、親戚の一人が、古民家付きの土地を所有しているとのことで、早速見せてもらうことになりました。
丹波篠山の古民家、推定250歳?
また古民家ネタか‥と思われそうですが、もしも私がビル・ゲイツかジェフ・ベソスのようなビリオネアなら、古い家を買い漁って全て保存したいという人間なので、頭の中は半分以上が古い建築物で占められており、諦めていただくしかありません。
この家で推定築年数は250から300年ぐらい。つまり江戸時代の家だそう!!丹波篠山市になると、これぐらいの古民家は、まだそこそこ残っています。
親戚は現役の会社員なので、とりあえず耐震補強だけは大工にやってもらい、あとは少しずつ手作業で改修を進めているそうです。なんと羨ましい。
入るなり、コウモリが突撃してきて、お出迎え。こわいって!
屋根は、もとは藁葺き屋根でしたが、銅板屋根に改修しています。残念ですが、今では葺き屋根が出来る職人もいなくなってきているそうです。耐震という観点では、こちらの方が軽量でしょうが、暑さの観点では、藁葺き屋根の方が圧倒的に涼しいです。
補強が必要なところに新しい柱と梁を入れていますが、それ以外は古いまま。一体、どのように改修していくのか楽しみです。
腰高までの土台に赤レンガが使われています。壁は土です。
私の親戚は、古民家再生のワークショップにも参加し、自ら学習しながら自力改修をしようとしています。これは最近の傾向で、古民家リノベーション、空き家の再活用、さらには町おこしも、国や行政に任せきりにせず、個人と地域がネットワークを組みながら、積極的に関わっていくというスタイルになってきており、とても頼もしいムーブだと思います。