今回は、戦後まもなく分譲された住宅を見学させていただいたので、ご案内します。

※はじめにお断りいたしますが、これは当社のリフォームではございません!!残念ながら・・

数は少なくなりましたが、外壁が板張りの平屋住宅です。
昔のアルバムで、このような家の前で撮影した家族写真を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この物件は、10年以上も空き家のまま放置されて鬱蒼と茂った雑草が家を覆い隠しており、お化け屋敷のようになっていました。

ところが、この荒れ果てた家を、今回取材させていただいたオーナー様が一年前に購入。
家の中は、前の住人の持ち物が残ったまま、生活ゴミが長年放置された悪臭と汚れで凄まじい状態だったそうです。

団塊世代のオーナー様は、この家の佇まいを懐かしく感じられ、古い味わいは絶対に残そうと思ったそうです。
リフォーム会社に依頼するとガラリと改装することを勧められるだろうと(耳が痛いです!)、なんと、ほとんど全てご自分で改修!
日曜大工が趣味だったので、空き時間を見つけては作業していったそうです。
今もまだ未完成。これからも、少しづつ、次はここ、あそこと、楽しみながらDIYしていく予定だそうです。

玄関の引戸含め、建具や柱などは、ほぼ全て既存のものを残しています。
トイレ、キッチン、洗面化粧台と電気回りは新しいものに交換。
気密性を高めたい居室のサッシは取り換えています。

引戸のガラスが懐かしいです↑ ↑ ↑

劣化がひどい板張り床はフローリングに、雨漏れしている天井箇所は貼りかえています。
壁だけは、もともとの土壁をプロの左官屋さんに塗り替えてもらっています。日本の風土に合っていて美観的にも素敵です。


庭木の植栽も、もちろんオーナー様がご自分でされています。

工期と金額の縛り、職人の手間などが優先されて効率重視の流れ作業のようなリフォームが主流ですが、手間を惜しまない愛情こそが、良い住まいを作る決め手であることを再認識しました。

見学させていただき、ありがとうございました!