お伊勢さん参り

コロナ禍が、ようやく終息に向かい始め、やっと自由に外出が出来るようになりました。

思えば、この3年の間に、公私共にいろいろな事がありました。
緊急事態宣言と外出自粛下での中断できない大きな工事、身内の長期間の入院生活、疎遠になってしまった遠方の友達。

幸い、工事は無事に完工し喜んでいただき、身内も完治して退院しました。
まわりにも大事に至った人はおらず、困難な時をなんとかやり過ごせたという安堵の気持ち。
コロナの脅威が終わり平穏な日常が戻ること、一日も早い戦争の収束を願い、日頃は信仰もなく不遜な日々を送っていますが、お伊勢さんにお礼参りに行ってきました。

伊勢神宮

 

伊勢神宮についてはご存じの方も多いと思いますので、詳しい説明は割愛しますが、
神宮には、「内宮」と「下宮」を含め全部で125の宮社があります。

今回は天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られている「内宮」でご祈祷していただきました。
ご祈祷には、御神楽(おかぐら)と御饌(みけ)という2種類があります。
どちらも、大御神への感謝と真心の表れであり、更なるご加護をいただき、豊かで明るい生活を祈祷するものです。今回は、事前に下調べし、雅楽の調べと舞がセットの御神楽(おかぐら)を予約しました。

ご祈祷は生まれて初めてです。初穂料と奉納するお酒は持参してきましたが、作法がわからないので、とても緊張しました。


ご祈祷していただく内宮神楽殿

御神楽(おかぐら)

神楽殿の中は、もちろん撮影禁止ですが、生まれて初めて入った神楽殿の建築様式に目を奪われ、見入ってしまいました。
伊勢神宮のホームページ動画があるので、ぜひご参照ください。

雅楽のみょ~んという不思議な音色、一糸乱れず息がぴったり合った舞、衣擦れのスススッという音。平安時代にタイムスリップしたかのような、とても神秘的な時空を超える体験でした。

次回は、下宮にも参拝とご祈祷に行こうと思います。
伊勢はいつ来ても、空気が澄んでいて、ピリッと身が引き締まるような気がします。


内宮の開運鈴守り

おかげ横丁

お参りのあとは、神宮前にあるおかげ横丁で一息。
平日にもかかわらず、たくさんの人が来ていて活気がありました。

伊勢の名物、赤福餅はええじゃないか

伊勢の名物「赤福餅」の本店もここにあります。
あんこが苦手でも、赤福餅は好き。
久しぶりの味、とても美味しくいただきました。


赤福本店