洗面所のリフォームをご紹介いたします。
25年以上使っている洗面化粧台の取替と、洗面室の中にあった使用していないシャワーユニットを撤去し、空いたスペースをユーティリティ(家事スペース)にする工事です。

洗面化粧台を取替る

経年劣化がひどく、日焼けによる変色、扉のシートもはがれかけています。鏡まわりはオープン収納のため、ごちゃごちゃしていて生活感が出すぎています。

当初は、海外のような木製カウンターに陶器の洗面ボウルの組み合わせを検討していましたが、お掃除のしやすさ、収納力などを総合的に考えると、国産メーカー品が良いとの結論に達しました。
今回採用したLIXILのルミシスは、スタイリッシュな見た目と使いやすさを兼ね備えていて、かなりハイスペックなシリーズです。

収納力たっぷりの引き出しは、内側にもう一段浅い引き出しがあり、メイク用品などの細かい物も一目で見渡せます。三面鏡の中も、全面収納棚になっています。中に2口コンセントがあるので、シェーバーやドライヤーも差したまま収納できます。本体カラーにブラックがあるのも、ルミシスだけでした。扉とカウンターは、お好みのカラーでセレクト可能ですが、本体色がブラックだとどんな色を持ってきてもグッと引き締まります。この点も大きな決め手となりました。

水ハネする洗面カウンターとミラーの間は、ニューヨーク風のブルーのタイルを貼りました。三面鏡の下に間接照明が付いているので、タイルがさらに引き立ちます。床はグレージュのタイル。お手入れしやすく、足ざわりも良いです。

ユーティリティスペース

洗面室の中の、ほとんど使用されていなかったシャワーユニット。
ここを撤去し、空いたスペースをユーティリティにして、洗濯物を干せるように計画しました。

  

可動棚は、『シューノ』という商品を採用しました。基本的には、壁面に取り付けるレール、棚板と棚受けの組み合わせにより、場所に合わせて自由に収納プランが作れるシリーズです。上の画像のように、ポールを取付て、洗濯物を干せるように。

夜に洗濯する派で、室内干しが必須のご家庭なので、リフォーム前は、リビングの隅に洗濯物を干していたのがとても嫌だったそうです。奥様の一番のお気に入りのスペースとなりました。壁紙は、洗面化粧台のタイルと色を合わせてコーディネートしています。

□リフォーム金額
洗面化粧台LIXIL ルミシス 間口W1200mm 約310,000円(定価¥449,100)
洗面化粧台取替工事(撤去費含む) 約40,000円
タイル工事(床・洗面カウンター上/ 材工共) 約200,000円
クロス工事 約40,000円
合計 約590,000円(消費税別途)